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■時代と流行|原宿と流行の関係式  その3

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セントラルアパートの地下には未来があった!


街伝説=原宿 (3/5)

原宿プラザというインキュベーター(孵化器)

原宿ラフォーレは1978年にオープンしたが、当初は思ったようには客足が伸びなかったようである。そこで、当時の館長はセントラルアパート地下にあった原宿プラザの小さなブティック群を視察しにいく。そこで見た光景にインスパイアを得た館長によって現在のラフォーレの道筋が顕在化したようだ。

当時、前述した原宿プラザにはまだ若く、金もないデザイナーの卵たちが群雄割拠していたようだ。それが、独特のエネルギーを発していたのは云うまでもない。

現在、裏原宿に展開するショップは、当時の原宿プラザのショップに比較するとオリジナリティーに欠ける気がする。それこそ気のせいか。何故か、似たり寄ったりのお店が多過ぎるように思うが、如何に!

話は変わるが、冒頭に出てくるミルクのデザイナーの大川女史の迫力は大変なもんである。この街で生き抜いてきたものが発するエネルギーを感じるぞ。なかなか魅力あるおばさんである。と思う次第である。ミルクというのは当初は、セレクトショップのようなもんであったらしい。これは知らなかった。

個人的には、買ったことはないが有名であったのは覚えているのだ。若いときは、きっと可愛かったに違いない。ということにしておこう!

なんと、ドン小西も登場している。彼もセントラルアパートに出入りしていたようである。当時の彼はなかなか格好いい。グラムロック?のようなファッションをしている。この人は昔から派手だったようだ。なお、いまのようなタンク体型でなくスマートである。

それからビームスである。このセレクトショップの先駆けとなったお店も原宿が発祥らしい。当時は、小さな店舗だったようだが、現在では原宿だけで11店舗も展開しているそうである。ビームスといえば渋谷というイメージが強いが、それは90年代以降のイメージらしい。

表参道のヤッコさん

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