■時代と流行|ヒッピーとフラワー・ムーブメント

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愛と平和とフリー・セックス!

愛と平和の祭典

ウッドストック・フェスティバル、それは1969年8月15日から3日間開催されたロックの伝説的な祭典であり、大規模な野外ロックコンサートの先駆けであった。

60年代、アメリカではベトナム戦争が激しくなると同時に、一般社会からドロップアウトする若者が増加した。それは戦争から逃れると同時に、既成社会と戦争反対の意思の表れでもあった。ドロップアウトした若者は、ヒッピーといわれる文化圏を創造した。

そこでは、愛と平和が共通言語であり、フリーセックスも自由の象徴とされていた。

しかし、自由を求めたその行動は、やがて大麻やLSDといった麻薬と結びつき、さらに社会との隔絶を深めていく。一般社会で嫌われ者となったヒッピーは、コミューンという場を設けて共同生活をするようになった。

しかし、一般社会と隔絶したことで、やがて衰退していくのであった。そして、来るべき80年代はヤッピーの時代となったのである。

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60年代後半を彩り、そして消えたヒッピー

アメリカの60年代後半は、ベトナム戦争と反戦活動を抜きに語れないだろう。そして、反戦活動の流れのなかで生まれたのがヒッピー達のフラワー・ムーブメントであった。そこでは、戦争の対極にある愛と平和がスローガンであった。

これが、もっとも盛り上がりを見せたのが、北爆などが激しくなった60年代後半から70年代初頭の頃であった。世はまさに2極が対立する時代であった。資本主義と社会主義、管理側と非管理側が反目していたのである。

日本でも、この頃ヒッピーに似た現象としてフーテンという存在が注目された。このフーテンは何をする訳でもなく、ただラリッていただけで文化らしいものを残さなかった。これが、アメリカのヒッピーと大きく異なる。

ヒッピーも生産性はまったくなかったが、ファッション、音楽、美術などに影響を与えたのである。サイケデリックという幻覚をモチーフにしたようなアートや、それをデザインに用いたファッションなどは特に有名である。

音楽でもビートルズのサージェント・ペッパーズなどにその影響がみてとれる。その他の多くの音楽家がその影響を受けて名作を生んでいる。

ヒッピーの外見的特徴は、長髪とベルボトム・ジーンズであった。さらに独特の色彩と柄のシャツや土着的アクセサリーなどである。特に男性の長髪は、かれらを一般人と区別する最大のポイントであった。肩まである髪の長さこそが、自由の証であるかのような風潮であった。

ビートルズも登場した時は、マシュルームカットであったが、だんだんと長くなり60年代後半では肩より長い髪の長さであった。ヒッピーやビートルズなどの音楽家の影響もあり、ドロップアウトすることが、ある意味でファッション化した時代でもあった。

昨今では、保守化する若者とかいわれて久しいが、いつの日か、あの時代のような息吹が蘇るときがやって来るかも知れない。しかし、それが、いいのかどうかは知る由もない。

ヒッピー(英: Hippie)とは、伝統・制度などの既成の価値観に縛られた人間生活を否定することを信条とし、また、文明以前の野生生活への回帰を提唱する人々の総称である、という事らしい。

また、60年代後半から70年代を第一世代、そして90年代以降を第二世代としてまだ継続しているそうである。

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